雷とは

E.A | 対象月: 年間 | 更新 2016.7.15
③ 季節的分布、エリア分布

雷の発生時期とエリア

日本では、時期によって上昇気流のおもな要因が異なるため、雷がよく起こる場所や時間帯が異なります。


図5 夏の雷分布

夏の雷(夏季雷)

日中の強い日射で暖められた地面付近の空気が上昇し、積乱雲が発達して雷を発生させます。
特に、上空に寒気が入った時や、太平洋側や内陸部の山岳の南側の斜面を温かい空気が勢いよくのぼる時などに強い上昇気流が生まれ、背の高い積乱雲となります。晴れた日の午後から夕方にかけて多く発生し、長時間継続して放電の回数も多い傾向があります。

冬の雷(冬季雷)

大陸から吹き出してきた寒気が対馬暖流の流れる日本海で暖められることで上昇気流が生まれ、日本海側の広い範囲で積乱雲が発達し、雷が発生します。

夏の日射のような強い熱は受けないため背が低い積乱雲となります。夏の雷に比べて放電の回数は少ないものの、地面との距離が近いために高い建物などへの落雷の割合が高い傾向があり、また一回あたりの電気量が多く、大きな被害を生む危険性があります。昼夜問わず発生し、夏の夕立のようなピークはありません。

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