気象予報士がみた世界の空

天国に一番近い島!ニューカレドニアの青い空

Yui | 対象月: 9月 | 更新 2015.4.17
南国の青い海

『天国に一番近い島』と呼ばれるワケ!

青空とヤシの木
『天国に一番近い島』として知られるニューカレドニア。南太平洋に浮かぶ、とても美しい島々です。『天国に一番近い島』と呼ばれるようになったのは、1966年に出版された森村桂氏の小説がきっかけのようです。小説は、観光地として知られる前のお話ですが、日本人に人気の観光地となった今でも、小説の舞台と変わらない美しい景色、自然に触れることができる国です。 まさに、『天国に一番近い島!』と思える、真っ青な空と海と白い砂浜のすばらしい景色を見てきました。空の青さは、気象予報士心をくすぐりました。

ニューカレドニアの気候!

ニューカレドニアの海
ニューカレドニアは亜熱帯気候に属します。日本の沖縄と同じです。南国のイメージがあるように、平均気温は約24℃で年間を通して過ごしやすい気候ですが、実は四季があり、南半球に位置しているため、日本の季節とはまったく逆になります。ただ、日本の梅雨のような雨季はなく、降水量は日本よりも少ないです。夏~秋にあたる1月~4月頃は比較的雨が多く気温も高くなり、冬~春にあたる8月~11月頃は雨が少なく、気温も低めで朝晩はひんやりすることもあります。

地域によって天気が違う!

青い海
ニューカレドニアは、大きく縦に細長い形をしたグランドテール島(本島)を中心に、いくつもの島々からなる国です。そのため、地域によって天気が全然違うようです。本島の首都ヌメアでは曇っていたけど、離島に行くと快晴!なんてこともよくあるそうです。 私が訪れたのは首都ヌメアと、離島のイル・デ・パン島。ヌメアは南フランスを思わせるかわいい街並み、イル・デ・パン島は手つかずの自然が残り、青い海と白い砂浜と緑の木々が美しい島です。

オススメの季節は?

ビーチ
やはり、雨の少ない時期がオススメです。私が旅行したのは9月中旬の冬にあたる雨の少ない時期でした。本島と離島など、地域によって天気が全然違うことがあると言われるニューカレドニアですが、ヌメアでもイル・デ・パン島でも、滞在期間中、雨は1滴も降りませんでした。(寝ている間はわかりませんが・・・)この時期は湿度も低く、朝晩は長袖が必要なほど涼しくて、とても快適に過ごせました。日中は真夏のように暑いので、すぐに羽織れる長袖の洋服が便利でした。

日差しは1年中強い!紫外線対策は完璧に!

白いビーチ
冬といっても、そこは南国。冬にあたる9月中旬でも、日差しは日本の真夏以上で、紫外線対策が必須でした。特にビーチでは、雪山に負けないほど真っ白な砂浜からの照り返しもあり、完全防備をしておかなかればいけません。日焼け止めを塗るだけではなく、帽子やUVカットのパーカーなども活用しました。また、目を紫外線から守るためのサングラスも必須アイテムです。ただ、日本のような蒸し暑さはないので、さらっとした心地よい暑さでした。
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意外と日本語が通じる!

レストラン
実は日本から移住した日本人がたくさんいて、日本語が通じるお店もちらほら。 ヌメアにあるこちらのフレンチレストランも、オーナーの奥様が日本人で、日本語でオーダーできました。

離島ではサイクリングがオススメ!

離島の木々
イル・デ・パン島には、海だけでなく緑もたくさん残っています。ホテルにはレンタサイクルがあるので、さわやかな風を切ってサイクリングをするのも気持ちよくてオススメです。

イル・デ・パン島特産のエスカルゴ!

エスカルゴ
イル・デ・パン島では、島から持ち出しができない、貴重なエスカルゴを食べることができます。大きくて絶品!訪れた際には、ぜひ食べてみてください。

やっぱりダイビング!

ウミガメ
ニューカレドニアはダイビングスポットとしても有名です。せっかく訪れたなら、海の中の自然を体験してみるのもオススメです。ウミガメやマンタに遭遇できるかも!
[記事監修:齊藤愛子(気象予報士)]
参考資料・URL
ニューカレドニア観光局HP
ヌーメアの天気

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