気象予報士がみた世界の空
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何度でも行きたくなるハワイ・オアフ島の空!
Yui | 対象月: 年間 | 更新 2015.5.25
日本人が大好きなハワイ・オアフ島!
・1年中温暖で、過ごしやすい気候。
・オアフ島・ホノルルまでの直行便があり、行きは約7時間、帰りは約9時間と、遠すぎない。
・南国リゾートの楽しみ方ができる一方、ショッピングやグルメといった都会の雰囲気も楽しめる。
・観光地であれば日本語が通じるところも多く、言葉の心配が少ない。
・食事は、ご当地ものから日本食まで何でもあって、困ることはほとんどない。
・年代に応じた楽しみ方ができ、高齢者や小さな子供がいる家族旅行にも、カップルや友達同士の旅行にもぴったり。
などが、人気の理由ではないかと思います。
そして、一度行くとまた行きたくなる、何度行っても飽きずに楽しめる、そんな魅力が満載のハワイ・オアフ島です。
実は四季がある!
4月~10月頃は降水量が少なく、気温も高めで、いわゆる夏で乾季です。特に、真夏にあたる6月~9月は連日最高気温が30度を超える真夏日が続くこともあります。一方、11月~3月頃は降水量が多く、曇りがちな日が続くこともあって、気温も低めで、いわゆる冬で雨季にあたります。 といっても、日本のようにはっきりとした差ではなく、1年中温暖で過ごしやすい気候であることは間違いありません。
日中であれば1年中海で泳いでも気持ちいい水温ですし、真夏でも日本のようなジメジメはなく、夜はエアコンなしでも過ごせる気候です。
日本人の海外旅行先として人気で、いつも上位なのも納得です。
オススメの季節は?
その分、日差しは強く、紫外線対策は欠かせませんでした。
地形が天気に影響している!
ハワイの風は島の北東方向から吹く北東貿易風が基本で、湿気を含んだ風が山脈にぶつかり、山脈の北東側に雨を降らせます。そのため、山脈の南西側は乾燥した晴天になることが多く、逆に北東側は曇りや雨のことのが多くなる傾向があります。リゾート地が島の南側や西側に多いのはこのためです。
一方、島の北東側は雨のおかげで熱帯の植物がよく育つそうです。
ワイキキビーチは地形的にもGOOD!
なぜワイキキビーチがそんなに人気なのか?そこには、お天気にも要因があるようです。
ホノルルの場所を図で見てみてください。そうです。コオラウ山脈の西側に位置していて、貿易風の風下側で晴天率が高いエリアなのです。
雨季にあたる11月~3月にかけての時期でも比較的天気がよいということも、ワイキキビーチが人気の理由の1つのようです。
コナウィンドとは!?
ハワイの風は北東方向から吹く貿易風が基本ですが、ときには南西方向から湿気を含んだ熱い風が吹くことがあるそうで、この風を『コナウィンド』と呼びます。コナウィンドは貿易風のように爽やかなこともありますが、ハリケーンのような強風であることも珍しくないそうです。
ダイヤモンドヘッドからのサンライズは最高!
早起きしてダイヤモンドヘッドを登るというのはなかなか大変ですが、その分、感動も増します。
ご当地グルメ!
ホノルル以外にも観光地!
他にも、ノースショア方面やカイルアのビーチ、パールハーバーがあるセントラルオアフ方面など1週間の観光では足りないほどだそうです。
オアフ島だけでもリピーターがたくさんいるようですが、まったく飽きないそうですよ。
[記事監修:齊藤愛子(気象予報士)]
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