気象予報士がみた世界の空

朝霧のち太平洋に沈む夕陽

M.K | 対象月: 5月 | 更新 2015.6.4
サンティアゴ

雲?サンティアゴの大気汚染

ブドウ畑
チリの首都サンティアゴは盆地地形。急速に発展を遂げ、朝夕の交通渋滞もひどいことから大気汚染が深刻です。目の前に見えるはずのアンデスの山々は霞んでしまい、市街地から見えることは少ないようです。とはいえ、車で数十分走れば6000m級のアンデス山脈と広大なワイン畑を見ることができます。晴れていたら是非ツアーに参加してみましょう。
ワイン
最近日本でもよく目にするチリワイン。サンティアゴ周辺は、緯度(東京よりも赤道に近い)の割にはフンボルト海流の影響で寒冷で、地中海性気候に属しています。ワイン栽培に適しており、良質なワインが世界各国に輸出されています。

海沿いビーニャ・デル・マルはリゾートの街

ヨット
サンティアゴからバスで2時間ほど走ると海沿いのビーニャ・デル・マルに出ます。「南米」のイメージとは一味違う、坂と猫と波の音の似合う街です。私が訪れた5月は秋口にあたり、朝は朝霧が出ることが多いようですが、滞在していた3日間は待っていれば午後は晴れました。空気が乾いている分、日中は暖かくても夜は冷えるので服装には注意です。
アザラシ
魚市場付近ではアザラシとペリカンが見られます。なかなか目撃談は聞きませんが、フンボルトペンギンの生息域でもあります。フンボルト海流の冷たさが伺えます。
魚市場
並ぶ魚も、日本でいう北海道名物のような北の海の幸ですね!もちろん、チリでは「南」が寒いのですが。キッチンのあるホテルに滞在するのであれば、白ワインで貝を蒸して食べてみてください。絶品ですよ。
+more現地の情報

一足伸ばしてバルパライソへ

バルパライソ
曇っている午前中でも、隣町バルパライソの路地裏は楽しめるはずです。落書きアートで世界遺産になった街。ぶらぶら歩きを楽しんでみては。
[記事監修:齊藤愛子(気象予報士)]
サンティアゴの天気

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