気象予報士がみた世界の空

ベストシーズン!乾季のマチュピチュ

M.K | 対象月: 6月 | 更新 2016.4.21
全景

朝霧から晴れ渡る天空都市

マチュピチュでは4月~10月が乾季。欧米のバカンスシーズンとも重なり多くの観光客で賑わいます。雨季には何日か待たないと見られないというマチュピチュもこの時期であれば、楽しめる確率が高いようです!
南半球では冬に当たる6月の朝4時半頃、宿を出るときは辺りは真っ暗です。暗い山道を歩くので、懐中電灯は必須です。ただしあまり寒くない上に、山道を登ると汗だくになるので、薄着に一枚羽織るような格好がいいでしょう。朝は霧が出て、水墨画のような山々が広がります。
1時間半ほど歩くとついにマチュピチュ!日が照ると暑くなりますが、到着直後は汗が冷えて風が冷たく感じるので、風邪を引かないように注意が必要です。心配していた霧も少しずつ晴れていき、10時頃には青空と周囲の山々に囲まれる、天空都市を見ることができました!

クスコとの温度差・高度差に注意

マチュピチュ観光の拠点クスコは、インカ帝国の首都として繁栄した歴史を持ち、世界遺産に登録されています。6月は南米三大カーニバルと言われる「インティライミ」で毎日賑わっています!
クスコの標高は約3400m、首都リマから飛行機で着くと高山病にかかる人も多いようです。また標高約2400mのマチュピチュから戻ったときも要注意。くれぐれも無理をせず、クスコのビール「クスケーニャ」を飲みすぎないように注意しましょう。 クスコの6月は、日中暖かく夜は冷え込みます。そこまで寒さを感じなかった、マチュピチュの夜との気温差にも要注意です。
+more現地情報

スタンドバイミーコースでマチュピチュへ

クスコからマチュピチュへのルートはいくつかありますが、一番安くて達成感があるのが通称「スタンドバイミーコース」。バスでマチュピチュの山の裏にある水力発電所まで行き、そこから2時間半ほど線路の上を歩いて麓のマチュピチュ村に向かいます。
[記事監修:齊藤愛子(気象予報士)]
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