気象予報士がみた世界の空

ナスカの地上絵は霧との戦い??

M.K | 対象月: 6月 | 更新 2015.8.27

砂漠なのに霧??

地上絵で有名なナスカは砂漠の真ん中にあります。「雨が降らない」といわれる砂漠だからこそ、古代の謎に満ちた地上絵が保存されているのですね。ハチドリ、見つけられますか?
私が参加したセスナツアーは朝霧によって4時間遅れとなりました。その間、地上に設置された展望台から地上絵の一部を見ることができましたが、砂漠で霧とはびっくりです。
10時頃から霧が晴れ、無事セスナ機で上空を飛ぶことができました!様々な地上絵を眺めることができます。
周囲の大半は砂漠ですが、空から眺めると緑も見えます。オアシスですね。川も流れていて、これが霧の原因になっているようです。ただし、霧について地元の人に聞いても時期による傾向などは不明とのこと。余裕を持った行程を組む必要がありそうです。

気になる服装は?

南米旅行の定番コースであるウユニ、クスコなどといった3000m級の高地は、冬の6月の朝は凍えるような寒さになります。一方、標高の低いナスカは本来の赤道付近の気候。夜は涼しいものの、冬でも日中は暑くなります。朝霧の中でも、私はジャケットなしでもそこまで寒さを感じませんでした。セスナ機内も暑いので薄着がおすすめです。
+more!現地の情報

パンアメリカンハイウェイ

パンアメリカンハイウェイは、アメリカ合衆国のアラスカから、南極に近いチリ・アルゼンチンのパタゴニアまで続く長い長い道。リマやアレキパからの道中では、雄大な景色を楽しめます。
[記事監修:齊藤愛子(気象予報士)]
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