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世界で最も優れた島「ボラカイ島」
kazu.y | 対象月: 10月 | 更新 2016.5.27
日本ではマイナーでも世界では有名な島「ボラカイ島」
フィリピン中部のシブヤン海に浮かぶ小さなリゾートアイランド「ボラカイ島」をご存知ですか?フィリピンのリゾートアイランドといえば「セブ島」を思い浮かべる方が多いと思いますが、アメリカの旅行雑誌「トラベルレジャー」でボラカイ島は「世界で最も優れた島」と認定(2012年)され、旅行クチコミサイトのベストビーチランキングでも上位常連となっています。東京都中央区と同じくらいの小さな島ですが、全長約4kmの遠浅のホワイトビーチやプカシェルビーチなど、美しいビーチが欧米人を中心に人気の理由となっているようです。
日本からの直行便はなく、マニラを経由して最後はボートでの上陸となるため、その不便さからなかなか知名度が上がっていないのかもしれません。
ボラカイ島の気候
私が訪れた2013年10月は、台風25号(ナーリー)がフィリピンのルソン島に上陸し、大雨による洪水や土砂災害により死傷者が出るほどの被害がありました。大都市マニラでも浸水被害があったそうなのですが、台風が去った2日後に到着した私の目には、浸水被害もなんのその、普段どおりの生活にすぐ戻るフィリピンの人々がとても頼もしく見えました。
必需品は・・・
雨は降っても傘をさしている人が少なく、スコールの場合は屋内や屋根のある所で雨をやり過ごす人が多い印象です。濡らしたくないカメラやスマホなどは「チャックのついたビニール」に予め入れておくと安心です。
舗装されている道路は大通りくらいで、散策するような道はどこも足元は砂なので「ビーチサンダル」があると重宝します。「服装は半袖(日本における夏の服装)」で十分ですが、設備の整ったホテルやレストランなどではクーラーの設定温度が日本に比べて低いので、さっと羽織れる長袖は1枚あった方がよいでしょう。
熱帯であることから、蚊に刺されないように「虫よけスプレー」も忘れずに。
オススメはビーチでのサンセット
アイランドホッピングはマスト
プカシェルビーチは、ホワイトビーチに比べて人が少なく、まるで映画の中にいるかのような静かで美しいビーチです。綺麗なプカシェルは探しても見つけることは困難で、売店でアクセサリーにして売っているくらいです。
ボラカイ島はリゾート化が急速に進んだため、とびっきりの贅沢リゾートホテルがある傍ら、少しビーチから外れると雨風しのげるのか心配になるような家屋に住んでいる方もたくさんいらっしゃいます。物価が安いのも魅力で、マッサージは日本の1/3くらいの値段で格安です。安い安いといいながらも、私はビーチサイドの格安マッサージにチャレンジできませんでした(フィリピンでは英語も公用語ですが、ボラカイ島ではタガログ語しかしゃべれないという方も多くいらっしゃいますので、ジェスチャー会話になることもしばしば・・・)。忙しい日常を忘れてリゾートを、とお考えの方は、ぜひ思い切って色々なマッサージを楽しんでみてください。
[記事監修:齊藤愛子(気象予報士)]
http://more.tenki.jp/world/point/98538
※ 最寄の「ロハス」の天気のリンクです。
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