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気象予報士がみた世界の空

ネパール行くなら乾季がおススメ

nbayashi | 対象月: 2月 | 更新 2015.2.1

乾季と雨季がはっきりしているネパール

  東南アジア、インドと中国の間に挟まれているネパール王国。ヒマラヤ山脈のふもとに位置していることもあり、首都カトマンズの標高は1300mにも達します(富士山で言うと2合目あたりでしょうか)。緯度は沖縄と同じくらいになるため、日中は冬でも20℃近くと暖かいですが、夜間になると10℃以下にまで冷え込むため、暖かい服が必要になります。
  また、乾季と雨季がはっきりしており、わたしが訪れた2月は乾季で月平均降水量は約20mm。日本の乾季(1月:約40mm)の約半分です。「せっかくの旅行なのに雨は・・・」なんて方は是非この時季に訪れてみてください。晴れた日の山岳地帯では遠くに見えるチョモランマが絶景(のはずですが、わたしの撮影が上手ではなく、写真ではその半分も伝わらない・・・)。
  ちなみに雨季は6月~9月で、多い月の降水量は300mmにも達します(日本の9月でも200mmぐらい)。

マスクは必需品

  空港から出たら街中までの移動はタクシーになると思いますが、一度道路に出れば車とクラクションの嵐に会うでしょう。ネパールでは信号がない(正確にはあっても消灯している)ため、交差点で進むときや追い越し時にクラクションを鳴らして、自分の存在を知らせます。これは、日本のような危機回避の意味合いではなく、「自分が今から進むぞ」という意味合いが強い、ネパールならではの光景です。

  そして、それほど車が多いということは排気ガスも多いうえに、道路はきれいに整備されていないため砂ぼこりがひどいです。そのため、街中を歩くときはマスクの着用がお勧めです。現地の人ですら耐え切れずマスクをする様子からも、そのひどさが伝わってきます。

雲に浮かぶ村

  ネパールの村々は標高1000mを超えるところが多い一方で、谷や盆地も多数あります。冷たい空気は暖かい空気に比べて重たいため、そういった窪地に冷気がたまりやすくなります。そこに夜間の放射冷却も加わると、谷や盆地の空気はより一層冷やされ、空気中の水分が過飽和となることで、早朝には見事な雲海を望むことができるのです。
放射冷却が良く起こる条件は、晴れの日で風が弱いこと。雲があると、地面からの放射熱が雲に反射され地表面に戻ってきます。更に風が強いと、風によって空気が撹乱されることで冷却が抑制されるため、放射冷却が起こりにくくなってしまいます。
きれいな雲海が谷の間を埋める様子はまさに村全体が雲に浮かんでいるような絶景です。
+more 現地の情報
  上でも述べましたが、ネパールの気温は冬でも日中で20℃近くにまでになります。写真は2月下旬訪問時の実際の服装ですが、日中は風通しのよい服装が快適。そしてネパールの服装といえば写真でも被っているように長方形の形が特徴的なネパリハット(正式にはトビーというらしい)。ネパールの男性はほとんどの人が着用しており、被っていると、ネパール人が気軽に話しかけてきて、とてもフレンドリーになれるアイテムです。

停電もネパール名物!?

  ネパールでは慢性的に電気不足であり、街中でも停電は日常茶飯事です。わたしはギフトショップで買い物をしていると停電に遭遇しました。地元の人はまったく動じませんが、我々観光客にとってはわかっていても少し不安になるもの。しかしそんな時店員が「This is Nepal(これぞネパールだよ)」といって和ませてくれました。もちろん数分で電気は回復しますが、不安な人は懐中電灯を持ち歩くと良いでしょう。
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