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過ごしやすい初夏がオススメ!ハネムーナー必見
aiko | 対象月: 6月 | 更新 2014.12.11
イタリア気候ポイント
イタリアといえば地中海、と思われるかもしれませんが、ミラノは西岸海洋性気候、ベネチアは温暖湿潤気候、フィレンツェは温暖湿潤気候と地中海性気候の境目、ローマは地中海性気候に属しています。
ローマの緯度は、日本の函館とほぼ同じですが、気温は、東京と大体同じくらいです。湿度が低く、夏でも日本のような蒸し暑さはありません。カラッと晴れる日が多いのか、私が滞在した6月上旬の8日間で雨が降ったのはローマで小一時間ほど。また、梅雨はありませんが、一年で最も雨が多いのは11月です。ただ、スコールで、長く降る雨ではないようです。
夏はサングラス・帽子が必須!
私は6月に行きましたが、紫外線がとにかく強烈です。毎日日焼け止め、サングラスが欠かせませんでした。帽子があるとよいですが、帽子が嫌な人はヘア用の日焼け止めがあるとよいかも。そして何より、石畳からの照り返し・・・
イタリアは緯度が高く、日が長いので、日焼け止めはこまめに塗り直すとよいでしょう。
気候によってオリーブオイルの風味も違う
イタリア料理に欠かせないオリーブオイル。おみやげに買っていく方も多いと思います。イタリアには多くのオリーブの品種があり、また、気候などによっても、それぞれ風味が異なるようです。それぞれの土地のオリーブオイルを比較してみるのも楽しいかもしれません。現地の方にオススメされたのが、トリュフ風味のオリーブオイル。バゲットやパスタ、ピザなど、幅広い料理に使えますよ。
水の都、ベネチアは『アックア・アルタ』にご注意!
110cmを超えると、『アックア・アルタ』と呼ばれ、ベネチアの1割以上が浸水してしまいます。
アックア・アルタ予報は、ベネチア市のHPを参考にされるとよいですよ。
( 外部リンク / auスマパス外リンク )
http://www.comune.venezia.it/flex/cm/pages/ServeBLOB.php/L/EN/IDPagina/1748
90センチまではほとんど被害はありませんが、それより高い場合は注意しましょう。
[記事監修:齊藤愛子(気象予報士)]
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